バイクのカスタム&メンテナンスがメインのお店で、レンタルガレージもやってます
先日、用事で知り合いの店にランナーで出かけた時のこと。。
店員さんと喋っていたら別の店員からランナーのチャンバーのステーが折れていると指摘されました。

自作のステーなのでそういう事もあるかと思いつつ対策を思案。


振動が多い為に割れたと考えれば対策は2通り。
①更に強い、若しくは厚い材料を使って強化する。
②折れた部分を強くするのではなく、逆に振動を逃す(弱い)方向で作り直す。

2サイクル180cc単気筒で、エンジンそのものがスイングするスクーターの構造を考えれば応力を逃す方向が良いのではないかということで、リジットマウントをラバーマウントに変更決定。
工場を色々探してみたら使えそうなラバーとカラーを発見。
まずは旋盤でそのカラー追加工。
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出来上がったカラーとラバー。
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それを元のステーに溶接してダンパーをはめ込んで出来上がり。
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このまま製品として出しても成立するのではないかという出来栄えに満足。
当面これで走ってみます。
壊れたらまた対策を考えます。

プロヘッドモーターファクトリー
http://prohead-mf.com/
092-834-9330
昨日の水曜日は店休日で店は閉めてましたが、銀行を周ったり問屋にも行く用事があったのでランナーで出掛けました。

調子の取れているバイクは気持ちの良いものですね。
行きはETCを使って都市高速を気持ちよくクルージング。でも、車体が小さいものですから周りの車からは「高速をなんで原付が走ってるの?」って感じでジロジロ見られます。。


排気量が180ですから勿論高速道路はOKです。250ccと同じクラスです。
シートを開けると2輪車用ETC。
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調子がよくなると欲も出てくるわけで、シートが擦り切れて破れ始めてるので張替えもしたいしフォークからオイルが滲み始めてるのでオーバーホールもしたいし。
まずはお仕事お仕事。


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購入から約1年。動くようになってから約9ヶ月。
その間にウォーターポンプの修理やらなんやらがありましたが、実はエンジン不調がずっと付き纏ってました。

症状としてはアイドリングしない。または回転が落ちない。回転が落ちるとそのままストップ。症状から原因は何となくは判ってました。でも、それを惑わすような事もあってなかなか完調まで行き着きませんでした。

結論を言うと2次エアをクランクのサイドシールから吸ってました。

それってどこの部品?って方もいらっしゃると思いますので写真で説明。
下の2枚の写真の赤丸の中に有るシャフトの根元に付くオイルシールです。
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実はここのシールはエンジンオーバーホールの時に新品に変えてありました。だからノーマークでした。症状から2次エアは疑ってたんですがキャブ等の吸気の方しか見てませんでした。まさか新品のシールが不良だなんて。
それと、タコメーターも時を同じくして装着してたんですがアイドリング付近の回転では針が動いてませんでした。そこでどちらかと言えば電装の方を中心に疑ってました。

以前所有していたランナーは友人に譲ってたので、その車輌と僕の車輌の部品を入れ替えてどこが悪いか診断する事にしました。
殆どの電装品とキャブを入れ替えてみましたが、彼のランナーはすこぶる快調。それに引き換え僕のランナーは何を変えても絶不調。元々酷い焼きつきを起こしたエンジンだったのでエンジンそのものが悪いのか?と言う所まで考え込んでました。

そこで、修理の原点に戻り自分の診断力を信じて症状から考えた不良個所の部品を交換する事にしたわけです。そしてシール交換。診断は見事に的中。すこぶる調子よくなりました。
下の写真は 左)不良シール 右)純正の正常なシール
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因みにこの不良シールは、インターネットで購入した部品で純正品ではありませんでした。それでもランナー用と言う事で購入したのでまさかこんなことになるとは思っても見ませんでした。因みにそのショップは今は無くなったようです。

見た目も違い、純正はクランクとの接触部分は滑りが良いような材質で出来ている上に硬めのラバーですが、不良品だった物は純正と比較すると柔らいラバーで出来ていました。
因みに純正のシールは2個で¥9300もします。
イタリアの部品だから高いのか、、それともそんな所の部品だから高いのか。
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それと、タコメーターの針が低回転で動かなかったのは単純にメーターの不良でした。
2つの不良品に振りまわされた9ヶ月でした。。

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ランナーのウォーターポンプ修理の後編です

セパレーターを使ってケースを分割します。
何回やってもケースが割れる瞬間のパキっと言う音は心臓にあまりよろしくありません。
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クランクの下にポンプのインペラが見えます。
余談ですが、エンジンのマウント部は通常ゴムブッシュが入ってますが前回のエンジン修理の時にベアリングに打ち変えています。2stランナーはこの部分とエンジンマウントにガタが出易いので走行距離の伸びた車輌は要チェックです。ひどい車輌はセンタースタンドで車輌を立てた状態でエンジンが斜めになっているものもあります。因みにこの車輌を入手した時はそんな状態で、マウントの再生に手間取ったのとシリンダー&ピストンの焼きつきで復活に数ヶ月掛かりました。
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ポンプの構成パーツはこれだけです。
水漏れの原因はシールの劣化や不良によるものが殆どです。
このパーツ群は一度交換している為に見た目は比較的綺麗です。
シール交換時に引き抜いたシャフトのベアリングやインペラも同時交換します。
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因みにこちらは最初に交換したポンプのパーツ。
前の持ち主が水漏れに気づかずに乗っていたらしく、ベアリングは半固着状態でした。
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あとは国産のスクーターと何ら変わりは無く、サクサクと組んでサッサと積んでしまいます。
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表題は僕の持ってるスクーターの名前です。それの意味

ジレラ・・・・メーカー名 (イタリア GILERA社)
ランナー・・・・車種名
FXR・・・・2st 180cc (FX・・・2st 125cc VXR・・・4st 200cc VX・・・4st 125cc)
SP・・・・カラーリングが2トーン (単色モデルには何も付きません)
DD・・・・ダブルディスク (と言ってもフロントブレーキがダブルなのではなく前後ディスクと言う意味)

だそうです。
では本題。。今回は画像が多いです。

8月末のツーリングの時に調子が悪くなってたのをそのままにしてましたが、何も手を打たないままというのは精神衛生上よろしくなく心の中でモヤモヤが鬱積していました。
で、とうとう我慢できなくなって遂に作業に入りました。

症状は走行途中にガス欠状態になるというもの。
原因は既に掴んでいて、負圧ホースの差込口が広がっていてコックがまともに働かずにガソリンが流れなくなっていました。これはホースの交換で解決ですがもう一つ厄介なものを見つけていました。
以前4stランナーの修理の為に自分のランナーの部品を提供しようとばらした時に見つけてしまったもの。
それは・・・・。
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この画像から悪くなっているものが判りますか?
青くて丸い物がウォーターポンプのベアリングなんですが、その周りに見える緑色っぽい錆びのような痕。そうこれはクーラントです。
2サイクルランナーとイタルジェッとのドラッグスターは同じ水冷のエンジンを積んでしいます。
そしてこのエンジンのクーラント漏れは持病のようなもので大体2万kmぐらいの走行で発生し始めます。
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修理する為にはポンプのシールを交換しなくてはなりません。
    ↓
でもそれにはクランクケースを分割する必要があります。
    ↓
クランクケースを分割するにはエンジンを降ろさないと出来ません。。。。

と言う事で、まずはエンジンを降ろす準備に入ります。
マフラーを外す → キャブレターを外す → 電装系を外す → クーラントを抜いてホースを外す
細かい作業は他にもありますがこれでエンジンが降ろせます。国産のスクーターと違いスタンドがフレームに付いているので意外と簡単な作業です。
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降ろしたエンジンを作業台に載せてバラシにかかります。
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続きは又明日。


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