バイクのカスタム&メンテナンスがメインのお店で、レンタルガレージもやってます
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オリジナル商品販売のお知らせ
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耐ガソリンフッ素グリス
¥2500(税込)/1個(10g)
s-fusso.jpg
キャブレターオーバーホール時に便利なガソリンに極めて溶けにくいグリスです。
このフッ素グリスの検証は以前の記事に書いてますのでこちらを参照ください。
http://prohead.blog83.fc2.com/blog-entry-466.html
http://prohead.blog83.fc2.com/blog-entry-467.html
http://prohead.blog83.fc2.com/blog-entry-477.html

購入希望の方は店頭でのご購入、またはメールでご注文下さい。
e-mail  pro-head@juno.ocn.ne.jp
メールでの注文の方は下記内容をお知らせください。注文内容の確認と振込先を追ってお知らせします。
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レターパック350で発送しますので、希望個数+送料¥350となります。
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当店に持ち込まれる車両で比較的多い2サイクルランナー。
その軽量な車体と2サイクルならではの瞬発力から、熱心なファンも多く存在します。
しかしその分耐久性と言う部分に於いてはあまり良いとは言えない箇所もあります。

そのネガな部分の一つにエンジンマウントがあります。
今までに何度も記事にしてきましたからご存知の方も多いかと思います。

車体とクランクケースを繋ぐエンジンハンガーの全部品は以下の画像の通り。
s-DSC04307.jpg

メーカーで組む時にグリスは塗ってないのか?
と言いたくなるくらいに全くのサラサラ状態でシャフトを通すスリーブに錆が発生してます。
s-DSC04309.jpg

錆びたスリーブはこの白いブッシュに通ってます。
錆のせいでブッシュが削られてガタが発生してます。
と言ってもこれ単体で見ても具体的には解りませんね。
s-DSC04310.jpg

ブッシュにスリーブを通せば隙間が出来てるのが一目瞭然です。
たったこれだけ?と言えば、たったこれだけです。
しかし、この隙間がコーナー途中のグニャグニャ感に繋がったりストレートでもフラれたりする原因になります。
こうなってしまった物はどうしようもありませんから新品部品と交換です。
s-DSC04311.jpg

因みに上の部品は走行1万km未満の車両から外したものです。
走行1万km未満とは言え、新車販売から既に10年近く経過している車両ですので致し方ありません。

センタースタンドで車体を直立させてリヤタイヤを左右にゆすった時に大きく動く様な車両は一度点検した方が良いでしょう。
ハンバーのブッシュは樹脂ブッシュなので正常な状態でも多少は左右に振れます。
振れがあったとしてもそれが問題の無いレベルなのか異常な状態なのかユーザーでは判断がつきにくいでしょうから、台数を多くこなしているショップに持ち込まれることをお勧めします。


プロヘッドモーターファクトリー
http://prohead-mf.com/
TEL/FAX 092-834-9330

毎日毎日ネタが尽きない当店ですが、ついつい忘れてしまっていた「2st ジレラ ランナー復活への道」。。
お客様に「あの相当くたびれていたランナーは出来上がったんですか?」と言われて、そういえばブログで完結してなかった事を思い出しました。

当店へ入庫したときの状態はこちらを。。
http://prohead.blog83.fc2.com/blog-entry-440.html
http://prohead.blog83.fc2.com/blog-entry-444.html
http://prohead.blog83.fc2.com/blog-entry-446.html



あのグダグダだったキャブは新品に変えて、燃料、負圧、オイルの各ホースも新品に交換してます。
このランナーも既に10年選手。
ランナーに限らず10年も経てばいつも言ってるようにゴム類は駄目になりますから全交換です。


完成形の雄姿!
錆錆だったチャンバーはブラストをかけて錆を落とした後に耐熱ペイントを塗装屋にて施しましたので綺麗に仕上がってます。
s-DSC04105.jpg
誇りを被って白けていた外装は磨きこんだらかなり綺麗になりました。
殆ど乗ってなかっただけで走行距離は伸びてなかったようです。
s-DSC04106.jpg

先週にはお客様のZ君に引き渡してましたが、大変満足してもらったようで散々乗り回しているようでした。
そして気に入れすぎたのか、昨日来店されたときには早くもリヤショックがPMtuningに変更されてました。
今後は錆びたボルトの交換等の細かい所の化粧直しをボチボチやっていけばもっと綺麗になっていくでしょう。
s-DSC04141.jpg
因みに僕のランナーからマロッシのCDI奪いとって、ウヒャウヒャ言って帰っていきました・・・・

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2週間ぶりの記事になります「2st ジレラ ランナー復活への道」。。
おいそれとは進めない位状態が悪いのは今までにも書いてましたが、進んでは戻りの繰り返しなんです。

その一端がこんな感じ。
これはウインカーの接点。
電気関係を確認しようとスイッチを色々動かしても各ランプ類は反応なし。
1箇所だけなら解りやすいものの、ハンドルについているスイッチが全て反応なし。

ず~っと配線を辿っていったらやはりスイッチがおかしそう。
で、開けてみたらこの状態。
こんなに錆びてたら電気は通しません。
s-DSC04036.jpg
スライドする接点も銅の青錆。
全部がこの調子なんで異様に時間かかってます。
s-DSC04033.jpg

長期放置で痛むのは電気関係だけではなく当然ゴム類も駄目になります。
タイヤも交換。
s-DSC03939.jpg

製造年月は2003年第7週。
こんなタイヤでは恐ろしくて乗れません。
前後共に交換です。
s-DSC03938.jpg

まだまだ続く。

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話があっちに飛びこっちに飛びして進まないランナーですが、現状確認編も今回でその3。

2stランナーでは持病のようになっているエンジンマウントのガタです。
スイングアームとでもいいますかこのマウントのシャフトとブッシュは距離を走るとガタが出やすく、一旦ガタが出るとエンジンが斜めになったりスピードを出すとフラフラとフラれたりとよろしくありません。

今回の場合は距離は走ってませんが放置期間が長かった為かシャフトが錆錆です。
s-DSC03884.jpg
シャフトのアップ。
かなりの錆です。
s-DSC03885.jpg
因みに新品との比較。
s-DSC03894.jpg
シャフトが接触しているのはこのブッシュで、距離が延びると楕円に摩耗していきます。
これはまだ使えそうですがシャフトとセットで交換します。
s-DSC03895.jpg

フルマロッシと言われていたエンジンからシリンダーを外すと・・・・・
予想は的中。。。ノーマルクランクがこんにちは!
s-DSC03887_20120309104950.jpg

気を落としてもしょうがないのでまずは錆錆のシリンダーをブラストで綺麗に化粧直し。
それにマロッシのヘッドを組み合わせます。
s-DSC03934.jpg

あらかた悪い所の洗い出しは終わったのでどんどん組んでいきます。
今日はコメント少な目ですがお許しを。。

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ランナーマニアの皆様お待たせしました。
やっとランナーネタで日記が書けます。


突然ですが・・・ジレラ ランナーとはどんなスクーターなのか?
(↓これは僕のです)
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スクーター最強と言われてても、スクーター誌の主役になる事も無ければイタ車専門誌に乗る事も無い。
何を持って最強と言うのかは人それぞれですが、それを証明できるようなものも日本には乏しい現実。
500ccや800ccのスクーターが現在は存在しますので最速とは言えない。
「それでもやはりランナーと言うスクーターが最強らしい」と言う変な都市伝説の様な、はたまた陽炎の様な実態のつかめない噂に尾ひれがついてそんな話だけが先行しているような気がします。

私的にはそんな最強や最速な話に否定も肯定もしません。
ただ言えるのはちゃんとメンテが行き届いたランナーは2st、4stを問わず面白い!
それだけです。


前置きが長くなったついででもう一つ。
バイクに改造を施すのは何の為でしょうか?
大体において「速くしたい!」「気持ち良く乗りたい!」と言うのが根底にある改造の理由でしょう。
まあそうでなくても純正以下にならなければとりあえずOKと言ったところでしょうか。

それがショーモデルを作るのであれば「調子が良かろうが悪かろうが」「乗り易かろうが乗り難かろうが」「速かろうが遅かろうが」関係ないです。
極端に言えば見栄えだけの車両ならばエンジンの中身も要りませんね。
現にアメリカのカスタムカーショーはそんな車両もあります。
しかし、少なくとも公道を走る以上は最低限の安全性と快適性は必要なのです。
そして目的と手段が逆転してそれを満たさなくなった時、そのバイクはゴミになります。

ですので、折角のハイパフォーマンスパーツも選択の仕方や取り付け方いかんによっては純正以下にしかなりません。
前回の”現状確認編”も含めてこんな事をやってはいけない!という悪い見本としてご覧ください。



前回の記事で外れてたキャブがありましたが、インシュレーター差し込み部はこのように加工されてました。
迷うことなくゴミ箱へポイです。
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2サイクル車では定評のあるハイパフォーマンスキャブのケーヒンPWK28。
いくら良いキャブでも取り付け方や加工の仕方一つでゴミになった見本です。
性能UPの為に追い込んでいった結果のものならば仕方がないと言えますが、これは単なるやっつけ仕事です。
ランナーの純正デロルトキャブは扱いにくい噂が先行してますので、日本製キャブに交換したい気持ちは解りますがこれでは本末転倒です。
加工しないと純正インシュレーターには入りませんので、加工することが悪だとは言いません。
が、これではね~。。。。
エンジンが焼き付かなかったのが幸いです。
s-DSC03883.jpg

次にマロッシのF32Sフロントフォーク。
¥102000もする高価なフォークです。
それなのにインナーチューブは錆だらけ。オイルは漏れまくり。
漏れたオイルがキャリパー全体にかかってパッドは要交換です。
これもこの状態では純正以下でしかありません。
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そして最悪だったのはフロントブレーキホース。
取り回しが悪く、ハンドルを右に切るとステムとフレームの間に挟まれて潰れてました。
左右にステアリングを切れば感触で分かる様なものですが・・・。
万が一にもホースが切れたりしてフルードが漏れれば、文字通り最悪の事態にもなりかねない改造です。
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高価なパーツを付けただけで喜んでるようでは、いい大人としてあまりにもお粗末すぎです。
粗探しをしてるつもりではないのですが目に余ります。

スクーターと言うのはアクセルを捻れば前に進みますから動かすだけならば簡単なものです。
操作が簡単だからなのか改造も簡単に考えている人が多く、得てしてこんな改造を比較的多く見受けます。
エンジンが止まろうがキャブが不調だろうが走らないのはまだ可愛げもありますが、出たスピードを落とせないブレーキは自殺行為以外の何物でもありません。
50ccだろうが1000ccだろうが30㎞/hもスピードが出てれば、人は死ぬときは死ぬのです。

ネガティブな事をツラツラと書いたので気持ちも落ちたかもしれませんが、まあひとつこれを反面教師にしてストレスのないバイクライフを送る糧にして頂ければ幸いです。

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