バイクのカスタム&メンテナンスがメインのお店で、レンタルガレージもやってます
腰下編に移る前に・・・。
前々回のカムのタイミングの角度の記事で360÷42≒8.6度 と書きました。
が、まさかあれを鵜呑みにしてる人は居ないとは思いますが一応書いておきます。
バルブタイミングはカムの角度を見るのではなく、クランクの角度をみます。
カムスプロケットは、カムに対してクランク側はその半分。
ここまで言えばもうお分かりすね。
カムスプロケットで一こまズレてしまえばクランク角で約17.2度ズレてしまいますと言う話でした。


ヘッド側で気になった所が1点。
IN側のバルブが1本外そうとした時に違和感。
バルブの頭に潰れたような磨耗跡。

ヘッドから外そうとするとトップにバリが出てて外れません。
こんな時に間違っても無理に外してはいけません。
ガイドに傷が付いてしまうと交換になりかねなません。

バリをオイルストーンで削ってやるとスルッと分離。
新しいバルブが届いたらガタを点検します。


じゃあなぜバルブがそうなったのか?
リフターの裏を見ると削った跡・・・・。
1回も開けてないエンジンなのに?
バラす時に気になってたのがここだけ他のバルブに比べて0.3mmも薄いシムが入ってたんですね。
バルブの長さを測ると他に比べて若干長い。
その当時の製造ラインの担当者がその場しのぎでリフターを削り、それでも高すぎる分をシムで調整したのか?
カムのタイミングの事といい、今となっては謎だらけです。
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本題の腰下にやっと移ります。
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オイルパンを外してみるとかなりのスラッジが溜まってます。
が、錆びや変な金属片等はなくただ汚れているだけ。
オイルパンってエンジンの状態を見るのに便利です。
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ケースを割ってクランクとご対面。
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チェックシャフトを通してクランクのズレを簡易測定。
意外とあっさり通り大きなズレは無さそうです。
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コンロッドのスラスト方向のクリアランスも規定値内に全て収まってます。
s-DSC03020.jpg

続く

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