バイクのカスタム&メンテナンスがメインのお店で、レンタルガレージもやってます
外から見れる大まかな所はチェックしたので中身に移ります。

全バラでのレストアですからエンジンも降ろします。
エンジン丸ごと降ろすよりも腰上を先に降ろした方が軽くなるので、車載状態でバラしていきます。

Z系は車載状態で腰上はバラせるように作られています。
これはZ1がデビュー当時に主な輸出先だったアメリカのディーラーからの要望だったらしいです。
そう言ったメンテナンス性の良さも長生きの秘訣なんでしょうね。

長い間エンジンを掛けない状態で保管されていたのでカム周りはかなりカラカラに乾いてます。
余談ですが、もしカムとシムが錆等で張り付いている状態でセルを回すとどうなるでしょうか?



正解はヘッドのブロックを突き破ってシムが手裏剣のごとく飛んできます。
長期間動かしてないエンジンはセルは回さない方が正解です。
ワンオーナーで一度もエンジンを開けてないので純正通りの綺麗な状態を保ってます。
中古で輸入した車両の中にはカムホルダーを留めるボルトが変わっていて長さがバラバラだったり、ネジ山が崩れた為に太いボルトが入っていたり・・・・なんていう車両も少なくないですし、そんな固体に当たった事もあります。それから考えるとこれは上物のエンジンでしょうね。


バラす前にカムのタイミングを簡易点検。
ピストンの上支点を合わせてカムスプロケットで点検・・・・・
IN側・・・・一こまズレてます。
s-DSC02960.jpg

EX側・・・・こちらも一こまズレてます。
その昔キャブのセッティングに手間取ってたのを思い出しました。
もしかしたらこれが原因だったのかも。
カムスプロケが42Tだから360度÷42≒8.6度
ざっくりですがIN,EX共にタイミングが8.6度ずれてた事になります。
ストックカムのLCが105/108度ですから・・・・・
組むときにカムチェーンは新品に交換しますからその後にきちんとバルブタイミングの調整です。

追記:8.6度のズレはカム単体での話です。。。。まあ、そう言うことです。。

s-DSC02962.jpg

ヘッドを降ろして燃焼室の点検。
燃焼室の状態から察するにその昔付けてたCRキャブのセッティングは濃い目だったんでしょうね。
しかし、カーボンの溜まり具合はそんなにおかしな状態では無さそうです。
s-DSC02990.jpg

ピストンTOPの状態からも走行距離なりの汚れ具合。
スカート部にキツイ当たりもありません。
良いオイルを使っていたようなので腰下の状態も期待できます。
s-DSC02969.jpg

続く

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