バイクのカスタム&メンテナンスがメインのお店で、レンタルガレージもやってます
今回はZ1000R2記事を連続でいきます。

ピストンまで付いたエンジンにいよいよシリンダーを載せて完成まで持って行きます。
シリンダ-を載せる前にカムチェーンスライダーの取り付け。
左が新品。右が今まで入っていたスライダー。
テンショナーが当たっていた部分が大きく凹んでいます。
純正のテンショナーが使われていたんで異常な強さで押しているとは考えにくい所です。
使われている素材が良くなかったのか、それとも28年という歳月が原因なのか?
いくら品番が同じでも今と当時では精度も使われている素材も進化しています。
こう言う物は惜しまずに交換です。
s-DSC03110.jpg

シリンダーを載せます。
s-DSC03112.jpg

シリンダーが載ったら間髪いれずヘッドまで搭載。
作業途中の画像がありません。
カムが載ったらシム調整。
アウターシムはカワサキ純正のSSTがあればカムを取り外さなくとも交換が出来るのでありがたいです。
特にJ系のエンジンはカムホルダーのネジ山が弱いので少しでもボルトの付け外しは避けたい所です。
(↓画像のSSTの使い方はちょっとおかしいです。参考にしないで下さい)
s-DSC03132.jpg

因みにシムは全部新品に交換です。
寸法的にそのまま使える所でも同サイズの新品に交換です。
カムにいつも叩かれているシムは割れることもあります。
↓画像の物はこのエンジンから取り出した物。カムとの接触面に削れが発生しています。
あなたは28年も前のシムを信用できますか?
s-DSC03143.jpg

シム調整が終わったらバルブタイミングも調整。
エンジンマウントのラバーマウントカラーも新品に交換済み。
ヘッドカバーやらのカバー類を取り付けてエンジン仮完成です!
オイルポンプとオイルパンは、エンジンをフレームに載せる時に若干邪魔なので後から付けます。
思わずキャブとエキゾーストのフランジを仮付けして雰囲気を出してみました。
空冷のエンジンって何でこんなにも格好良いんでしょう!!
s-DSC03146.jpg

因みにオーバーホール前のエンジンの様子はこちら。
錆で塗装が剥がれたケースカバー類はパルサーカバーを除いて磨きました。
剥離剤で塗装をはがし、耐水ペーパーで錆を落としつつ仕上げにヘアライン風に一定方向へ磨き上げです。
s-DSC02921.jpg

今時の解析が進んだエンジンの方がコンパクトで無駄がなく同じ排気量でパワーはザッと2倍。
80年代初頭までの空冷エンジンと比べるとリッターエンジンながら400cc?と見間違う位コンパクトです。
しかしながら当時の技術者がしのぎを削り手探りながらも最高の物を世に送り出そうとした本物の雰囲気は真似できないものがあります。
多くの人がこの時代のバイクに魅了される理由がこの辺りにあるんでしょうね。

続く。。

プロヘッドモーターファクトリー
http://prohead-mf.com/
TEL/FAX 092-834-9330
コメント
この記事へのコメント
はちおぢ様
いらっしゃいませ!

性能では上回る近年のエンジンを否定はしませんが、格好よさではこちらが何枚も上手ですね。
2011/09/22(木) 10:28 | URL | prohead@ken #-[ 編集]
お邪魔をしました。
美しい塊、目の保養をさせて
頂きました。

やはりときめきますよねメカメカの
物体。
ありがとうございました。
よくぞお尋ねを頂きました。
感謝。
2011/09/20(火) 21:33 | URL | はちおぢ #4ssAsxF2[ 編集]
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