バイクのカスタム&メンテナンスがメインのお店で、レンタルガレージもやってます
先に書いておきますが、今回はかなり毒を吐きますのでご注意ください。


昨年からZ1000Rの記事を多く書いていたせいか最近は空冷4発の入庫車両が増えてきてます。
ありがたい事です。

今回の車両は尋常ではないくらい綺麗なY様の'81 CB900F。
そんな車両ですからお見せしたいのですが外装の付いた全景画像は出せません。
それはタイトルにも書いた「怒」だからです。
と言っても当店への「怒」ではありません。

実はこの車両、他店にて不毛な修理で4回も入庫せざるを得なかったにも拘らず全く不調が完治せずにお客様が諦められて当店へ入庫と相成ったわけです。
その期間約4か月?半年?
まあそれくらいの期間、オーナーのY様は調子の悪い状態に付き合わされてしまってたわけです。

その症状というのがプラグがカブったようになってエンジンが気持ちよく吹けないというもの。
他の修理を依頼した際にキャブからのオーバーフローを指摘されて「じゃあそれも一緒に」とお願いしたら調子が悪くなって戻ってきたそうです。
挙句の果てに「キャブそのものがダメになってるから社外キャブへ交換するしか方法が無い」と言われたそうで。

依頼する前はオーバーフロー以外は調子が良かったのに、戻ってきたら調子が悪くなってキャブ交換しかない!なんて言われて「はい、そうですか。」と納得できるはず有りません。
僕だったらその場で暴れまわります。
そんな経緯を聞くと、どうにかして調子良く乗れるように意地でもしてやろうという気にもなります。

では、まずエンジンを始動。
ゴトゴトと片肺状態の調子の悪そうなエンジン音がしてます。
そしてプラグをチェック。やはり真っ黒にかぶってます。
次にキャブ。外すその前に外からできる範囲での調整で治るか?と思いPSと同調の確認。
既にここで不調の原因の一つ目がでてきました。
PSが半回転も空いてません。これではまともにアイドリングすらするわけありません。
同調は若干のずれ。調整はしておきました。
s-DSC03683.jpg
この時点でアイドリング状態での排気音はそれなりにまともな4気筒らしい音になりました。
もしかしたらこれで修理終了?
と思いつつ試乗。




全くもってダメダメです。

しかし、静止状態のアイドリング~空ぶかしでは4気筒の音がしてるのに走り出すと片肺状態。
おそらくメイン系のどこかにトラブルがあるのだろうとキャブをご開帳。


先に修理依頼したショップには申し訳ありませんが、キャブを外して5秒でトラブルの原因を見つけました。
あるべきものがありません。
s-DSC03686.jpg

こちらは正常な状態。
s-DSC03687.jpg

メインジェットホルダーの先に付くこのNJが1個入ってませんでした。
そりゃプラグもカブるでしょう。
NJを注文して取り付ければ完成か?
フンフン♪と部品を調べたら更なる問題発生。
NJはJNとのセット販売で、既にメーカー廃盤部品。
さあどうする俺!?と考え込んでたら、たまたま来店された別のCB-F乗りの方が部品取できるキャブを持ってると言う事で譲って頂けることになり事無きを得ました。
でもたまたま運が良かっただけで、そうで無かったら本当にキャブ交換になるところです。
s-DSC03688a.jpg

4気筒全部にNJが入ってなければ少なくともこれの存在を知っていたと言う事になるかと思います。
が、1個だけとなるとその存在を知らないのでは?と疑ってしまいます。
そんな店が社外キャブを語るなんて10年早いと言わざるを得ません。
依頼したショップの名前はお客様が明かされませんでしたので僕は知りませんし知りたくもありません。
CB系に強いショップではないと言う事ですが、それでも旧車を多く扱っているところらしいです。


これで終わっていればまだ状態としては可愛いものだったんですが、このNJを組んでなかったショップの悪行はまだまだ続きます。


続く。

プロヘッドモーターファクトリー
http://prohead-mf.com/
TEL/FAX 092-834-9330
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