バイクのカスタム&メンテナンスがメインのお店で、レンタルガレージもやってます
気がつけば、スノボネタだったり、変態CRネタだったり、自己紹介だったりとメインの整備ネタが暫く無かったので本分に戻ります。

ネットで購入されて半年放置。
その前も動いていたかどうか不明な車両。
近所で整備できるところを探されたようですが、イタ車と言う事で門前払いの目に何件もあったようでこのブログを見ての問い合わせで入庫しました。


販売店としてはやったことのない車両を敬遠するのは当然の心理でしょう。
それが外車となると「何処からパーツを入手すればいいのか?」
「構造がどうなっているのか?」
「イタ車は壊れやすいから、仮に整備しても壊れたらその保証はどうするのか」 etc

そう考えるのは至極当然です。

言っておきますが、国産バイクと外車を一緒のラインで考えてはだめです。
国産車はどこまで言っても、人間と荷物をA地点からB地点まで移動させる所謂運搬の歴史の延長にあると私は考えます。ですから、「壊れない」「速い」「扱いやすい」「スペック至上主義」と言う美学の賜物です。
これが外車となると、モータースポーツの歴史が大きく関係していますから違ったものが産まれてきます。
2輪だったか4輪だったか、はたまたイタリアだったかイギリスだったか忘れましたがとあるメーカーの方が言われてました。
「我々は完成車を売るのではない。素材を売るのだ」と。
誤解しないでほしいのは、出来そこないの車を売ってると言ってるのではありません。
最後の味付けはオーナーがやって下さいと言う事です。

スーパーバイク、スーパーカーのある情熱の国イタリア。
キットカーが公道を走れるイギリス。
制限速度無制限のアウトバーンがあるヨーロッパ。
どこまでも続く真っ直ぐなハイウェイを走るアメリカ。

それぞれのお国柄を表すようなバイクや車がありますよね。
だから魅力的なんです。
ス-パーカー(スーパーバイク)なんて用途を間違えればある意味欠陥車です。
でも、限られた用途に合った使い方をすればスーパーな乗り物です。


話が逸脱しましたが、ランナーはそんなイタリアで作られたスポーツスクーターと認識してください。
スクーター=楽な乗り物の図式は成り立ちません。
そんなスポーツ車が日本車のようにメンテナンスフリーなわけがありません。
まあ、そういう事です。

とは言っても、きちんと整備すればバイクもそれに応えてくれます。

ランナーの整備と言えば大体定番的になってきますが、ステムベアリング。
例にもれずガタが出てステアリングが一定の所で止まってしまう状態です。
s-DSC03773.jpg

フロントフォークからオイル漏れ。
シール交換と同時にシートパイプのショート加工も同時に注文いただきました。
それにしても汚いフォークオイル。
これでは正しい減衰は発生しません。
これは国産車でも同じですが、スクーターもフォークオイルの交換は必須です。
s-DSC03775.jpg

そして不動の原因だったキャブ。
乗らない期間が長くなるとガソリンが腐って緑色に変色。
腐ったガソリンはラバー類を硬化させます。
バキュームピストンのダイヤフラムがガチガチに硬化して上がったピストンが降りてこない。
これではレスポンスもへったくれもありません。
迷わず新品に交換です。
s-DSC03777.jpg

きちんと手を掛ければ機械はそれにきちんと答えてくれます。
また人間の思い通りにならないのも事実ですが、気持ちよく乗ってこその趣味のバイク。
メンテは大事ですよ!

プロヘッドモーターファクトリー
http://prohead-mf.com/
TEL/FAX 092-834-9330
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