バイクのカスタム&メンテナンスがメインのお店で、レンタルガレージもやってます
ランナーマニアの皆様お待たせしました。
やっとランナーネタで日記が書けます。


突然ですが・・・ジレラ ランナーとはどんなスクーターなのか?
(↓これは僕のです)
gilerarunner01.jpg

スクーター最強と言われてても、スクーター誌の主役になる事も無ければイタ車専門誌に乗る事も無い。
何を持って最強と言うのかは人それぞれですが、それを証明できるようなものも日本には乏しい現実。
500ccや800ccのスクーターが現在は存在しますので最速とは言えない。
「それでもやはりランナーと言うスクーターが最強らしい」と言う変な都市伝説の様な、はたまた陽炎の様な実態のつかめない噂に尾ひれがついてそんな話だけが先行しているような気がします。

私的にはそんな最強や最速な話に否定も肯定もしません。
ただ言えるのはちゃんとメンテが行き届いたランナーは2st、4stを問わず面白い!
それだけです。


前置きが長くなったついででもう一つ。
バイクに改造を施すのは何の為でしょうか?
大体において「速くしたい!」「気持ち良く乗りたい!」と言うのが根底にある改造の理由でしょう。
まあそうでなくても純正以下にならなければとりあえずOKと言ったところでしょうか。

それがショーモデルを作るのであれば「調子が良かろうが悪かろうが」「乗り易かろうが乗り難かろうが」「速かろうが遅かろうが」関係ないです。
極端に言えば見栄えだけの車両ならばエンジンの中身も要りませんね。
現にアメリカのカスタムカーショーはそんな車両もあります。
しかし、少なくとも公道を走る以上は最低限の安全性と快適性は必要なのです。
そして目的と手段が逆転してそれを満たさなくなった時、そのバイクはゴミになります。

ですので、折角のハイパフォーマンスパーツも選択の仕方や取り付け方いかんによっては純正以下にしかなりません。
前回の”現状確認編”も含めてこんな事をやってはいけない!という悪い見本としてご覧ください。



前回の記事で外れてたキャブがありましたが、インシュレーター差し込み部はこのように加工されてました。
迷うことなくゴミ箱へポイです。
s-DSC03882.jpg
2サイクル車では定評のあるハイパフォーマンスキャブのケーヒンPWK28。
いくら良いキャブでも取り付け方や加工の仕方一つでゴミになった見本です。
性能UPの為に追い込んでいった結果のものならば仕方がないと言えますが、これは単なるやっつけ仕事です。
ランナーの純正デロルトキャブは扱いにくい噂が先行してますので、日本製キャブに交換したい気持ちは解りますがこれでは本末転倒です。
加工しないと純正インシュレーターには入りませんので、加工することが悪だとは言いません。
が、これではね~。。。。
エンジンが焼き付かなかったのが幸いです。
s-DSC03883.jpg

次にマロッシのF32Sフロントフォーク。
¥102000もする高価なフォークです。
それなのにインナーチューブは錆だらけ。オイルは漏れまくり。
漏れたオイルがキャリパー全体にかかってパッドは要交換です。
これもこの状態では純正以下でしかありません。
s-DSC03886.jpg

そして最悪だったのはフロントブレーキホース。
取り回しが悪く、ハンドルを右に切るとステムとフレームの間に挟まれて潰れてました。
左右にステアリングを切れば感触で分かる様なものですが・・・。
万が一にもホースが切れたりしてフルードが漏れれば、文字通り最悪の事態にもなりかねない改造です。
s-DSC03897.jpg

高価なパーツを付けただけで喜んでるようでは、いい大人としてあまりにもお粗末すぎです。
粗探しをしてるつもりではないのですが目に余ります。

スクーターと言うのはアクセルを捻れば前に進みますから動かすだけならば簡単なものです。
操作が簡単だからなのか改造も簡単に考えている人が多く、得てしてこんな改造を比較的多く見受けます。
エンジンが止まろうがキャブが不調だろうが走らないのはまだ可愛げもありますが、出たスピードを落とせないブレーキは自殺行為以外の何物でもありません。
50ccだろうが1000ccだろうが30㎞/hもスピードが出てれば、人は死ぬときは死ぬのです。

ネガティブな事をツラツラと書いたので気持ちも落ちたかもしれませんが、まあひとつこれを反面教師にしてストレスのないバイクライフを送る糧にして頂ければ幸いです。

プロヘッドモーターファクトリー
http://prohead-mf.com/
TEL/FAX 092-834-9330
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