バイクのカスタム&メンテナンスがメインのお店で、レンタルガレージもやってます
今週もやってまいりました。週に一度のキャブマニアの為のCR-Mキャブの検証のコーナーでございます。
損得が絡まないマニアと言うのは恐ろしいもので、その道のプロと言う肩書の方々の思いもつかないことを平気で考えて実行する危険極まりない人種です。
一般の世の人々はそんなマニアを変態と呼ぶようです。
今回のネタはそんな人の代表作的なパーツです。

今回の評価項目は赤太文字の項目。青太文字は評価済みです。
1 高精度連結ステー + アルミボルト
2 PEEKリンクロッド
3 低レートリターンスプリング

4 PEEKスロットルバルブ(CA 2.5)
5 PS加工
6 Mノズル
7 オーバーサイズNJ

8 TPS(スロットルポジションセンサー


前回「順番通りにいけば今回は「4」のPEEKスロットルバルブでしたが、CAが2.5の純正バルブが調達できませんでしたので比較検証が出来ません。」と書きましたが、このブログを見てくださっている鹿児島のZ2乗りの方がCR純正バルブを貸してくださいました。
HN「マサおやじ」さんのブログはこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/koutokuji0722/MYBLOG/yblog.html
ありがとうございます。
後日この項目については検証をいたします。


さて、今回のMノズルですがCRキャブユーザーの間ではちょっとした?かなり?の話題になっているようでしてインターネットで検索すると多くのサイトやブログがヒットします。
はては2ch系のサイトでも賛否両論意見が飛び交ってます。
しつこいようですが賛否両論です。

では何故そんなに話題になっているのか?
そもそも何の為にMノズルなんてのが作られたのか?


と言う事になりますが、Mノズルには原型になったモデルが存在しています。
ご存知ミクニTMRのHノズル(ハイパーノズル)です。

下の画像はTMRのカタログから拝借してきたものです。
CRキャブは下画像でいけば左の画像と同じジャンルになります。
そのCRの霧化特性を中央画像のTMR並みに向上できないか?
と考案されたのがMノズルです。

画像を見れば何を狙ったのか、何となくでも解りますよね。
TMR.jpg
左)CR純正ノズル
右)Mノズル(ロングタイプ)
s-DSC03985.jpg
装着図。手前が吸い込み口、奥がエンジン側です。
s-DSC03301_20120402105911.jpg

前提として今回の検証車両は空冷4発のほぼストック状態のZ1000Rです。
エンジンを改造した車両だったり、SR等のシングルでの検証はやっておりません。
この事を頭に入れて実際にこのノズルを装着してのインプレッションです。

セッティングは必ず必要です。
大雑把なセッティングの傾向を言えば、MJの働く領域で薄くなるためにジェットの番数を大きくしたり、JNのストレート径&テーパーのタイミングを濃い方へ変更する必要があります。
車種によってはJNだけでは追い切れなくなるために内径を0.02mm大きくしたNJも用意されてますのでこちらを使ってみるのも良いでしょう。
左)オーバーサイズNJ ※解りやすくポンチマークが打ってあります
右)ケーヒン純正NJ
s-DSC03986.jpg

さて実際に装着して仮セッティングの状態で既に変化がありました。
エンジンの振動が小さくというか、振幅幅が狭くなったような感じで僕としては非常に気持ちが良いです。
上の図に示されているような燃料の粒が小さくなったようなイメージです。

高回転の伸びも気持ちの良いものになっています。
それに刺々しさがなくなった感じでスロットルを捻るのが楽しくてしょうがありません。

じゃあ、これも例によって超お奨めか!
と言われると、お奨めには間違いないんですが好みの問題も大きく関わってくるので手放しには言えません。
豪快さと言いますか力強さと言いますか・・・・その辺りが、試乗した人によっては物足りなく感じる面が実際にありました。ただし、これはセッティングがまだ途中だった事とスムーズな面からくる弊害とでも言えるかと思います。

しかしながら、好みで味付けを変えれる幅を持ってるとなれば懐の大きなパーツに間違いはないでしょうし、個人的にはこのパーツにはまだまだ大きな可能性が潜んでいると思ってます。
機構そのものはミクニと言う大きなメーカーが採用しているものですから、その能力に疑う余地はありません。
問題はそれをCRにどう合わせられるか。
それが、これをセッティングしていく僕の今後への大きな課題です。

最後に僕が他人に勧められるかどうか!ですが条件付きでお勧めです。
条件とは
「自分でセッティングをやってみたい方」
「もっと深くキャブを勉強したい方」
「多少セッティングの迷子になっても体感してみたい方」
です。
あっ!それと「変態キャブおやじ&ガール」も。。。

勿論、考案者であるファクトリーまめしばさんのブログにあるガイダンスに従ってリセッティングすれば一定の効果は得られます。
当然、当店でも取り付け~セッティングまでの一連の作業は出来ますが、僕が言う所のお勧めかどうかはこのパーツに関しては、その先まで見たいですか?どうですか?と言う事です。
それは先に書いたように、このパーツにはまだ大きな可能性が潜んでいると思うからです。

実はこのノズルに関しては、別の方向からのセッティングも試している最中です。
これがものに出来れば超お勧め!になれるのですが・・・・。
と言っても今の段階でもお勧めには変わりはないと言っておきます。

プロヘッドモーターファクトリー
http://prohead-mf.com/
TEL/FAX 092-834-9330

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://prohead.blog83.fc2.com/tb.php/456-a0066de6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック