バイクのカスタム&メンテナンスがメインのお店で、レンタルガレージもやってます
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店休日のお知らせ
5月3日~6日の4日間お休みをいただきます。
よろしくお願いします。

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今回の評価項目は赤太文字の項目。青太文字は評価済みです。
1 高精度連結ステー + アルミボルト
2 PEEKリンクロッド
3 低レートリターンスプリング

4 PEEKスロットルバルブ(CA 2.5)
5 PS加工
6 Mノズル
7 オーバーサイズNJ

8 TPS(スロットルポジションセンサー)



順番が前後しましたが、今回はスロットルバルブです。
比較検証の為に鹿児島のZ2乗りの方がCA2.5のケーヒン純正バルブを貸してくださいました。
HN「マサおやじ」さんのブログはこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/koutokuji0722/MYBLOG/yblog.html


このCR-M31キャブにはPEEK材を使ったスロットルバルブが組み込まれています。
PEEK材って・・・何?
普通はそう思うでしょうね。
私も実はよく知らないんですよね。

ファクトリーまめしば様の説明によると下記の様です。

ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)樹脂で製作したものです。
これは、俗にスーパーエンジニアリングプラスチックと言われるもので、素材の価格も目の玉が飛び出るほどです。太さ40mm長さ500mmの丸棒素材で、なんと9万4,900円・・・・

そもそもこのPEEK材は、宇宙産業や航空産業の要請によって金属置換素材として開発されたものです。
近似の素材は目的用途に従ってそれぞれの特性を与えられているのですが、PEEK材の特徴としては、高い耐薬品性と耐磨耗性が挙げられます。
濃硫酸以外の薬品や溶剤に一切侵されることなく、真空下における高負荷無潤滑状態での耐摩耗性に優れるというものなのです。


だそうです。
金額的にはチタン材の5倍以上もするとか・・・。
そもそも何の為にこのようなバルブを作ったのか。。

以前にも書きましたが、CRキャブは誕生から約30年。
そんな古のキャブを現在の状況で使うにはかなり時代遅れ感は否めません。
どう考えてもFCRやTMRを使った方がセッティングも出しやすく、且つ安価に済ませられます。
でも、フラットバルブには無い丸バルブ独特のフィーリングがあるのも事実です。

それならばCRキャブに手を加えることによって現代のキャブに近づけないか?
と言う事で、その手段の一つとしてCR用PEEKバルブが開発されたわけです。


前置きが長くなりましたが、下の画像が実際のバルブの比較画像です。
左)PEEKバルブ
右)純正バルブ(真鍮+メッキ)
s-DSC04196.jpg

重量の比較。
PEEKバルブ&専用取り付けレニーボルト
s-DSC04197.jpg

純正バルブ&純正取り付けボルト
s-DSC04199.jpg

14.62×4=58.48g
71.40×4=285.6g
その差は227.12g。。その差は歴然です。

では、この重量差がどの様な差を産むのか?
純正からPEEKへの変更インプレッションが普通でしょうけども、今回の検証まではずっとPEEKバルブでの検証でしたので逆インプレッションになります。

前回までのMノズルの検証のセッティングのままバルブを純正に戻します。
走る前のスロットル開閉の感触としては、スロットルを開けるのは重く且つスムーズ。閉めるのはストン!と言う感じ。
ここで一旦元のPEEKに戻して同じ操作をすると、開けるのは軽く且つ若干の抵抗感。閉めるのはスポン!

文字で表現するのは難しいですが、純正は先に書いたように重量がありますから重さを感じます。しかし表面がメッキ処理されているので抵抗が少ない動きです。PEEKバルブは重量は軽いですが動きに関してはメッキに一歩譲る感触です。

では、エンジンをかけて走行した場合はどうでしょうか?
PEEKバルブから純正真鍮バルブ・・。
重量差は思ってた以上に操作感&エンジンフィーリングにまで影響を及ぼしてました。
何と言うか・・・・重いんです。
軽快な動きからドッシリとした動きと言えばいいのか。

その後もう一度PEEKバルブに変えて走行。
軽い!すべてが軽い!軽快なんです。

エンジンの掛かってない状況だとスムーズさでは純正>PEEKだったのが、走り出すと純正<PEEKに逆転するんです。
これは動摩擦と静摩擦の違いが関係しているらしいのです。


さて今回の検証結果を踏まえて僕が他人に勧められるかどうか?
1個¥10500×4気筒では¥42000!
これを出費できる経済状況であればお勧めです!
お勧めに"超"が付かなかったのは金額が高いからです。
でも、本当の意味でのチューニングを求めてる方やサーキット走行でのアドバンテージを求めてる方にはこれくらいの出費は屁でもないでしょう。

プロヘッドモーターファクトリー
http://prohead-mf.com/
TEL/FAX 092-834-9330

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